小物の意味♪
Posted on 2018.03.09
コスチュームコーディネーター/古田有沙
皆様こんにちは！
本日もマリエールガーデンバーベナのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
3月に入り一週間が過ぎ、一気に暖かくなってきましたね♪
もうすぐ桜の季節がやってくるなぁと感じ、少し早いですが毎日わくわくしています(笑)
本日のブログでは、ちょっとした豆知識をお話いたします。
皆様は色打掛や白無垢に合わせて、胸元周りに付ける小物のお名前はご存知でしょうか？
ご新婦様の胸元に合わせてある赤色の小物には、それぞれ意味があります。
最近では、色味やデザインが様々ある為着物に合わせて華やかな物をコーディネートされる方が多いです。
結婚式ならではの小物ですので、初めて聞く方も多いかと思います。
メインになっている2つの小物を紹介いたします。
まずは"懐剣(かいけん)"
布でできた袋にふさが付いており、帯の左側にさしておくものです。
昔の女性は護身用に短刀を帯の間に入れており、"自分の身を守る"意味という意味がありました。
その風習が受け継がれ、今は花嫁衣裳の一つとなっています。
続いては"筥迫(はこせこ)"
小さな小物入れのようになっており、胸元にさしておくものです。
昔の女性の身だしなみの一つで、当時は鏡や化粧道具を入れていたといわれています。
所説ありますが、"いつまでも美しく身だしなみを整える"というご新郎様への気持ちも込められております。
今ではコーディネートのひとつとされていますが、小物のそれぞれに意味や歴史があります。
由来を知り身に着けていただくと、より一層思い出に残るコーディネートが完成します☆
また他の小物の由来などもお伝えしていきますので、今後もブログをご覧くださいませ♪
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