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引出物 ~今・昔~

Posted on 2020.07.18

オフィススタッフ/小畑理絵

皆様こんにちは
今年は春頃から家にいる時間が増えた人も多いのではないかと思いますが、私もそうです。
そして私は親の代わりに夕食を作る機会が増えました。

スマホでレシピを検索しながら色々と作るものなかなか楽しいです。

さて、そこで今回は引出物の中でも食品について、その中でも古くからそして今になっても選ばれている大定番の品であり、料理にも使う「かつおぶし」について紹介いたします。

鰹節は縁起が良いものと言われますが、その始まりは戦国時代だそうで、「かつおぶし」が「勝男武士」に通じるため出陣の時に携えたそうです。

「勝つ」=縁起が良い、おめでたいというイメージから、今でも様々なお祝いに鰹節が贈られているのですね。

さらに結婚式の引出物で鰹節を贈るのにはもう一つ理由があります。

削る前の棒状の鰹節には雄節(おぶし)と雌節(めぶし)があり、それを合わせると一対となり、その形が縁起が良いとされる亀の甲羅に似ている、と言われているからだそうです。
鰹節といっても今はこのように和モダン風のパッケージだったり、愛嬌のある布袋に入っている物もあります。

戦国時代から始まっている言われが現代まで引き継がれ、どのような商品にするかをその時代を生きている人達が考えその時代に合わせて存在させている。
だから鰹節は古くから、そして今も引出物として選ばれているんですね。

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