オリーブの樹に願いを込めて
Posted on 2020.10.01
プランナー/山本なつみ
朝晩が涼しくなってきて、秋の訪れを感じますね。
今日は中秋の名月。先程空を見上げたらとても綺麗な月が見えました。
たったそれだけのことでも、なんだか今はとても幸せなことに思えますね。
今は色んな想いが駆け巡る毎日です。
日本には「願掛け」の文化があったり、神社に行けばお参りをしたり、願い事をすることが日常に根付いているように思います。
そしてこんな毎日であっても、私たちは「自分以外の誰か」の幸せを願う機会が多くあります。
結婚式はそういう場所で、たくさんの願いが集う空間だと私は思っています。
新郎新婦が挙式でご入場されるとき、私たちスタッフは必ず一礼をします。
何度かブログでも書いたことがありますが、私が入社して初めて「ウエディングプランナーってすごい」と思ったのは、この一礼を後ろから見たときです。
その姿は今でも鮮明に覚えていますが、本当に格好良く、「幸せになってください。」という気持ちがこちらまで伝わってくるようでした。
そんな想いを何か結婚式の演出として表現する。
今までにもそんな場面にたくさん立ち会ってきて、いろんな表現の仕方があるのだなぁと感じていましたが、なかでも私が個人的に好きだと思ったのが「植樹の儀」です。
昨年の春に同期の結婚式に出席した際、自分が出席者としてこの演出を見守ったとき、なんだかじんわりと「あぁ、素敵だなぁ。」と思いました。
そして、たくさんの想いを受け継ぎ、あとは新郎新婦が水を注いで完成です。
水は「別々の環境を表す「水」で育ったおふたりが一つの家族になり、新しい家庭を築いていく」という意味を込めて、ご実家のお水をご用意いただきます。
実は今度11月にこの演出を結婚式でされる新郎新婦がいらっしゃるのですが、新郎様がおっしゃっていた「いつか家を建てたらこのオリーブを庭に植え替えたい。」という言葉が私のなかにずっと残っています。
今からどんなシーンになるのか、想像するだけでとても楽しみです。
いろんな想いが駆け巡る毎日に、たくさんの皆様の願いを込めた結婚式をこれからも精一杯お手伝いさせていただきます。
皆様もどんな結婚式のイメージなのか、それに伴ってどんな演出をしたいとお考えなのか、たくさんの想いをお聞かせくださいね。
マリエール山手 名古屋 結婚式場
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